2010年12月6日月曜日

石神井公園商店街の将来ビジョン 3 街路イメージ


石神井公園商店街(通称パークロード石神井)の将来について商店街まちづくり委員会で検討した結果を2007年にまとめたものを再検証します。内容が多岐にわたるので数回に分けて掲載します。第3回は商店街の街路イメージです。

石神井商店街が安心して買物を楽しめる商店街になるように
将来イメージを描いてみました。

道路は一方通行にして、スピードが出ないように蛇行させます。
広くて歩きやすい歩道には休憩できるようにベンチを置き
商店街の案内板を建てます。
買い物客が目指すお店に向かって安全に渡れるようにします。


商店街に面した建物は1、2階が商業系、3階以上が住居系のイメージです。


雁木型の歩道は雨の日も歩きやすく商店街の雰囲気を盛り上げます。


歩道と車道を緩やかに分けて歩行者優先の通りにします。


歩道が広がった場所には
お年寄りや、子ども連れの買い物客が休憩できるようにベンチを設けます。


休憩場所のそばには街路樹を植えて木陰を造ります。


所々に荷さばきように駐車スペースを設けます。
買物用の駐輪スペースも造らなくてはなりません。

以上のような商店街にしていくために
道路の一方通行化、電線の地中化が必要になります。

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2010年12月4日土曜日

石神井公園商店街の将来ビジョン 2 一方通行化


石神井公園商店街(通称パークロード石神井)の将来について商店街まちづくり委員会で検討した結果を2007年にまとめたものを再検証します。内容が多岐にわたるので数回に分けて掲載します。第2回は商店街の一方通行化です。

現状は、幅7m前後の道路にバス、自動車、自転車、歩行者が交錯する
危険な状態が毎日繰り返されています。
商店街に隣接した住宅街の道路が抜け道となっています。



練馬区は公園通り商店街が区の生活幹線道路に指定されていることから道路の幅を
決めようとしているのですが、現在事業中の都市計画道路が完成すれば、
車両の流れがそちらに移り、バスルートも変更できるようになり
商店街の道路としての性格も自ずとかわってくるはずです。



バスルートを都市計画道路補助132号線、232号線に移し、
商店街を一方通行にすれば、歩行者自転車空間を広げることができます。

個々の店が1階をセットバックすれば、さらにゆったりとした歩行者空間ができます。
歩行者自転車空間には休憩用ベンチや街路樹、案内板などのある
ゆったりとした買物道路ができます。

石神井公園駅周辺の住民にとって、交通に重点をおいた生活幹線道路と
安心して買物を楽しむことができる商店街とどっちがよいのでしょうか。


4番の案は今の商店街の通り幅を8mにして、歩行者と自転車が通りやすいように
一方通行化したうえで、店の1階を雁木型に後退したお勧めの案です。


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2010年11月2日火曜日

石神井公園商店街の将来ビジョン1 電線地中化


石神井公園商店街(通称パークロード石神井)の将来について商店街まちづくり委員会で検討した結果を2007年にまとめたものを再検証します。
内容が多岐にわたるので数回に分けて掲載します。第1回は電線を地中化した時のイメージです。

電柱電線が消えると、建物と空の境目(スカイライン)がはっきり見えるようになります。
「美しい建築は美しく、そうでない建築はそれなりに」とはっきりわかるようになり
建築、街並みを美しくしたいという意欲をかき立てます。

上段:石神井公園通り商店街の電線をなくしてみました。
下段左:横浜元町クラフトマンシップストリート 下段右:横浜元町商店街



<電線地中化の目的は>
1.安全で快適な歩行空間の確保
電柱や電線類がなくなると、道路の見通しが良くなり、信号機や道路標識が見やすくなるなど、交通の安全性が向上します。また、歩道が広く使えるため、歩行者はもちろんベビーカーや車椅子を利用する人にも安全で利用しやすいユニバーサルデザインの歩行空間が形成されます。

2.都市景観の向上

地上に張りめぐらされた電線類が道路の下等に収められるため、美しい街並みが形成されます。



3.都市災害の防止

台風や地震といった災害時に、電柱が倒れたり、電線類が垂れ下がるといった危険がなくなるとともに、消防活動や救急活動の空間が確保できます。


4.情報通信ネットワークの信頼性の向上
災害時の切断被害を軽減することができ、情報通信ネットワークの信頼性が向上します。